インドの精製業者MRPL、小売店の追加に伴い輸出を段階的に廃止

［ニューデリー、８月１４日 ロイター］ - インドのマンガロール製油所・石油化学株式会社(MRPL.NS)は、収益源を多様化するために地元小売網を拡大するため、今後２─３年で燃料輸出を段階的に廃止する計画であると同社常務取締役が明らかにした。言った。

国営石油天然ガス公社(ONGC.NS)の子会社であるMRPLは、カルナータカ州南部で日量30万バレルの沿岸製油所を運営しており、インドの小売燃料スタンドの約90％を所有する国営製油所に主に供給している。残りをエクスポートします。

サンジェイ・バルマ氏はロイターに対し、MRPLはインド南部の小売店を現在の約71店から2027年までに1800店に拡大する計画だと語った。

「精製マージンが低い場合、マーケティングマージンが良いため、（小売業者は）かなりの利益を上げます。マーケティングマージンがあれば、自然なヘッジになります」とヴァルマ氏は語った。

MRPLの輸出は、以前はディーゼル燃料とジェット燃料を月に2～3カーゴずつ行っていたが、他の製油所のメンテナンス停止で燃料の需要が高まったため、過去6カ月は低迷している。

「私たちの計画は、小売店での販売量を増やしたいので、輸出ゼロを目指すことです」とヴァルマ氏は語った。

MRPLは3月31日までの今年度において、製油所の稼働率を前年同期の115％から約107～108％で稼働させることを目指しており、日量6万バレルの原油ユニットと二次ユニットの35～40日間のメンテナンス停止を計画している。 8月下旬から。

ヴァルマ氏は、停電のためMRPLは8月と9月にロシアを含む国々からの原油輸入を削減すると述べた。

同氏は「われわれはこれ以上の原油在庫水準を持ちたくない」と述べ、スポット価格はより安価な供給を確保するための「より柔軟性」をもたらすため、MRPLはロシア産原油の定期契約を結ぶ予定はないと付け加えた。

MRPLは2016年、製油所の生産能力を日量36万バレルに拡大する計画を発表した。 ヴァルマ氏によると、地元の石油化学製品の需要の増加が予想されるため、同社は現在、特殊化学品や医薬品有効成分の生産を目的とした石油化学工場の設立を検討しているという。

同社は6～7カ月以内に詳細な実現可能性報告書を作成することを目指している。

Nidhi Verma によるレポート。 編集：キルスティン・ドノヴァン

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